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歯周病予防・虫歯予防
当院では「予防」にも力を入れています。

日本人の96%は、毎日歯を磨いています。しかし、80歳の方の60%は、1本の歯も残っていません。総入れ歯なのです。「毎日歯を磨いているのに、なぜ虫歯や歯周病(歯槽膿漏)になってしまうのですか?」と、よく患者様に質問されます。おそらく、適切な方法で歯を磨かれていないのではないでしょうか。

当院では基本的な歯磨き指導に加えて、患者様の症状や年齢等に合わせた様々なメニューをご用意しています。
例えば、お子様にはフッ素塗布や予防填塞処理(シーラント)、また成人の虫歯・歯周病の予防には定期的なPMTCをお勧めしており、これらは大変効果があります。
フッ素治療
歯科専用のフッ素を塗布することで歯質を強くして、虫歯になりくくする方法です。歯の石灰化が完成していないお子様には、特にお勧めしています。生後10ヵ月から3年間定期的に行った報告では、乳歯の虫歯制御率は30%から70%であったと報告されています。
当院のキャンペーン中は「無料」にてサービスしています。
詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
シーラント治療
シーラント・虫歯予防
発行:
クインテッセンス出版株式会社
著者: B.J.Crispin=編/
安田 登=訳
「最新 審美と接着」より引用

臼歯の歯の溝は深く、複雑な形態をしています。そのため、歯ブラシでは取りきれないプラークが侵入し、虫歯になることがあります。そこで、あらかじめ溝を塞いでしまうのがシーラントです。シーラントにはフッ素除放性という、徐々にフッ素が放出されて歯を強くしたり、除菌をする効果もあります。

シーラントの適応
生えて間もない永久歯(6歳〜13歳頃)
生えて間もない永久歯はまだ歯質が弱いので、虫歯になりやすくなっています。また乳歯が永久歯に生えかわる時期は、ブラッシングが困難です。
きちんと生えるまで1〜1年半かかるので、その間は他の歯よりも背丈が低く、歯肉が歯の一部を覆っています。そのためプラークの侵入を防ぐことが難しく、清掃も困難なので、シーラントをしておくと安心です。

乳歯の奥歯(3歳〜4歳頃)
家族に虫歯が多い場合や、虫歯になりにくい前歯がすでに虫歯の場合など、リスクが高い場合はシーラントをすると良いでしょう。

※シーラントは保険適応になります。

シーラント治療
PMTC PMTCとは「専門家による専用の器具を用いたお口のクリーニング」のことです。虫歯や歯周病はある特定 の細菌によって起こりますので、それらを除去すればほとんどの歯の病気は防げます。しかし、それらの菌は 成熟した歯垢「細菌バイオフィルム」として歯の表面に強く付着しているため、歯ブラシではなかなか除去す ることができません。

そこで「PMTC」です!PMTCは「細菌バイオフィルム」をはがし取る手段として、最も効果のある方法 と考えられています。歯を削るわけではないので、処置に痛みはほとんどありません。

「虫歯になったから/歯周病だから歯医者に行く」ではなく、 もう少し「予防」の考えを持ってみてはいかがですか?

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